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【保育士試験】子ども家庭福祉で出てくる施設まとめ|社会的養護との違いも解説

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保育士試験の「子ども家庭福祉」では、さまざまな児童福祉施設が登場します。

しかし勉強していると、

  • 施設の種類が多すぎて覚えられない
  • 社会的養護との違いがわからない
  • どの施設がどの科目に出るの?

と混乱してしまう人も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、子ども家庭福祉で出てくる施設をわかりやすく整理しました。

実は、児童福祉施設は大きく 3つのグループで覚えると理解しやすくなります。


目次

子ども家庭福祉に出題される児童福祉施設は3種類で覚える

児童福祉施設は次の3つに分けると覚えやすいです。

  • 社会的養護の施設
  • 障害児の施設
  • 地域の子育て支援施設

それぞれ見ていきましょう。


① 社会的養護の施設

社会的養護とは、家庭で暮らすことが難しい子どもを社会で育てる仕組みのことです。

社会的養護の施設

┌ 赤ちゃん ────── 乳児院
子ども

├ 家庭の代わり ── 児童養護施設

├ 心のケア ───── 児童心理治療施設

└ 非行支援 ───── 児童自立支援施設

親子 ──────────── 母子生活支援施設

乳児院

対象
主に 0〜2歳の乳児

保護者が育てることができない乳児を養育する施設

理由の例

  • 親の病気
  • 虐待
  • 経済的困難

児童養護施設

家庭で生活できない子どもを養育する施設

入所理由

  • 虐待
  • 保護者の病気
  • 養育困難

児童心理治療施設

心理的問題を抱えた子どもに治療と生活支援を行う施設

  • トラウマ
  • 情緒不安定
  • 虐待の影響

覚え方
心のケア

※昔の名前
「情緒障害児短期治療施設」

児童自立支援施設

非行などの問題を抱えた子どもの自立を支援する施設

  • 万引き
  • 暴力
  • 家出

生活指導や教育を通して、自立を目指します。

母子生活支援施設

生活に困っている母子家庭を支援する施設

理由

  • DV
  • 生活困難
  • 住む場所がない

母と子が一緒に生活しながら自立を目指します。

児童自立生活援助事業(自立援助ホーム)

家庭を離れた子どもの自立生活を支援する施設

保育士試験では社会的養護の科目で特によく出ます。

(補足)児童自立生活援助事業(自立援助ホーム)とは

児童自立生活援助事業とは、
家庭で生活することが難しい義務教育修了後の子ども
に対して、自立した生活を支援する事業です。

一般的には 自立援助ホームと呼ばれています。

家庭の事情などにより、保護者のもとで生活できない子どもが、仕事や学校に通いながら共同生活を送り、自立を目指す場所です。


対象となる子ども

主に次のような子どもが対象になります。

  • 15歳以上(義務教育修了後)
  • 児童養護施設などを退所した子ども
  • 家庭で生活できない子ども
  • 自立に向けて生活支援が必要な子ども

どんな支援をしている?

自立援助ホームでは、次のような支援が行われます。

  • 食事や生活のサポート
  • 就労支援
  • 進学支援
  • 金銭管理の指導
  • 社会生活のサポート

つまり、「施設で守る」というより「自立をサポートする」場所です。


児童養護施設との違い

よく試験でも混同されるのが
**児童養護施設**との違いです。

項目児童養護施設自立援助ホーム
対象年齢おおむね 2歳〜18歳15歳以上(義務教育修了後)
目的子どもの養育自立支援
生活形態施設で生活小規模な共同生活
イメージ家庭の代わり社会に出る準備

② 障害児の施設

障害のある子どもを支援する施設も、子ども家庭福祉で出題されることがあります。

代表的なものは次の通りです。

児童発達支援センター
障害のある未就学児を支援する施設

福祉型児童発達支援
日常生活や発達支援を行う

医療型児童発達支援
医療ケアと発達支援を行う

放課後等デイサービス
障害のある子どもの放課後の居場所(小学校〜高校生)

保育所等訪問支援
保育園や学校を訪問して支援する


③ 地域の子育て支援施設

すべての子どもや家庭を対象にした施設もあります。

代表的なものはこちらです。

保育所
保育を必要とする子どもを保育する施設

認定こども園
幼稚園と保育所の機能をあわせた施設

児童館(児童厚生施設)
子どもが遊びや交流を行う施設

児童家庭支援センター
子育て相談や家庭支援を行う施設


覚え方のコツ

施設が覚えられないときは、役割で分類すると覚えやすくなります。

家庭で暮らせない子ども
→ 社会的養護

障害のある子ども
→ 障害児施設

地域の子育て支援
→ 児童館・保育所など

このように整理すると理解しやすくなります。


保育士試験で特によく出る施設

試験で特に出やすいのは次の施設です。

・乳児院
・児童養護施設
・母子生活支援施設
・児童館(児童厚生施設)
・児童家庭支援センター

まずはこのあたりを優先して覚えるのがおすすめです。


まとめ

保育士試験の子ども家庭福祉では、さまざまな児童福祉施設が出題されます。

覚えるポイントは次の3つです。

  • 社会的養護の施設
  • 障害児の施設
  • 地域の子育て支援施設

この3つに分けて整理すると、施設の役割が理解しやすくなります。

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この記事を書いた人

元児童指導員。
保育士・小中高教員免許・英検準1級保持。
趣味はパン作り。
1児の母。シングルマザーで日々奮闘中。

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