保育士試験対策 「社会福祉」 試験に出る年表厳選まとめ【頻出ポイント+覚え方つき】 

社会福祉 年表 頻出 保育士試験
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保育士試験の「社会福祉」は、年表問題が頻出ですが、

「覚えられない」「ごちゃごちゃする」と苦手な人も多いですよね。

例えばこのような問題です。

問題文

次のA~Dは、社会福祉制度に関する法律である。これらを制定の古い順に並べた場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

A  「児童福祉法」
B  「社会福祉事業法」
C  「精神薄弱者福祉法」
D  「精神衛生法」

令和7年後期 社会福祉(問2) 全国保育士協議会より引用


このような問いが多く、年号までは覚えられなくてもある程度流れを覚えておく必要があります。

ここ

実際に私も、年号暗記が苦手でかなり苦戦しました…。

そこでこの記事では、
保育士試験によく出る年表だけを厳選し、覚え方や出題ポイントと一緒にまとめています。

  • 試験に出るところだけ知りたい
  • 効率よく点数を取りたい
  • 年表をサクッと復習したい

そんな方は、ぜひ活用してください。

読むだけで年表問題が解けるようになる構成にしています。

目次

社会福祉の年表は「3つ」だけ覚えればOK

結論からいうと、すべての年号を暗記する必要はありません。

保育士試験では、主に以下が問われます。

  • 法律の制定年
  • 制度のスタート時期
  • 流れ(順番)

つまり、

「流れ+頻出ポイント」だけ押さえればOK

ここ

試験内ではマイナーなものも出てきますが、代表的なものだけとりあえず覚えておきましょう!

覚えるべき3つの流れ

  • 戦前(救貧の時代)
  • 戦後(制度スタート)
  • 現代(多様化・権利重視)

この3つの流れを意識するだけで、一気に理解しやすくなります。

保育士試験に出る社会福祉の歴史 年表まとめ

法律・事象名内容・ポイント
1834年新救貧法(英)劣等処遇の原則、働ける者への強制労働。
1874年恤救規則(じゅっきゅうきそく)日本初の公的救済。人民相互の情誼を優先。
1924年児童の権利に関するジュネーブ宣言国際連盟で採択。児童保護に関する初の国際宣言。
1929年救護法13歳以下の幼者などを対象とした公的救済。
1938年社会事業法戦前の社会福祉の基本法。
1942年ベヴァリッジ報告(英)「ゆりかごから墓場まで」の社会保障制度を提案。
1946年日本国憲法第25条(生存権)に基づく社会保障の義務。
1947年児童福祉法戦後すぐ、児童の健やかな育成と公的責任を規定。
1949年身体障害者福祉法福祉三法の一つ。更生・援護を規定。
1950年精神衛生法【現:精神保健福祉法】
1950年生活保護法憲法第25条(生存権)「健康で文化的な最低限度の生活」8つの扶助から構成される社会保障。
1950年50年勧告社会保障制度に関する勧告。国家扶助の重要性を提示。
1951年社会福祉事業法【現:社会福祉法】50年勧告を受けて制定。社会福祉事業の定義や社会福祉法人のあり方など。
1951年児童憲章1951年制定。児童の幸福のための道徳的規範。
1959年児童の権利に関する宣言国際連合で採択。児童の権利尊重と保護を目的。
1960年精神薄弱者福祉法【現:知的障害者福祉法】
1961年国民皆保険・国民皆年金全ての国民が公的保険に加入する体制へ。病気や老齢などのリスクに対し、社会保険方式で経済的に保障する基盤が確立。
1963年老人福祉法1963年制定。高齢者福祉の積極的な進展。
1965年母子保健法母子健康手帳、養育医療などの規定。
1971年児童手当法家庭生活の安定と、次代の社会を担う子どもの健全な育成を目的として、手当を支給。
1983年老人保健法老人医療費の増大に対応し、高齢者医療制度を整備。
1989年児童の権利に関する条約子どもの権利を包括的に保障する国際条約。
1993年障害者基本法心身障害者対策基本法を改正し成立。
1997年介護保険法1997年制定、開始は2000年。利用者本位の制度。
2000年社会福祉法社会福祉事業法を大改正して成立。行政が決める「措置」から、利用者と事業者が対等に選ぶ「契約」への転換。地域福祉の推進、苦情解決、第三者評価事業など。
2000年児童虐待防止法虐待防止法シリーズ①。早期発見・通報義務を規定。
2003年次世代育成支援対策推進法事業主による行動計画策定などを義務付け。
2004年発達障害者支援法発達障害の定義と支援体制。
2005年障害者自立支援法【現:障害者総合支援法】 2013年に改称。
2005年高齢者虐待防止法虐待防止法シリーズ②。養護者等による虐待防止を推進。
2011年障害者虐待防止法虐待防止法シリーズ③。障害者への虐待防止と養護者支援。
2012年子ども・子育て支援法2012年制定。子ども・子育て支援新制度の根拠法。
2012年障害者総合支援法障害者自立支援法を改正して成立。難病患者も対象に含め、障害者が地域で日常生活や社会生活を総合的に営めるよう支援する。
2012年生活困窮者自立支援法第2のセーフティネット。自立相談支援など。
2016年成年後見制度利用促進法権利擁護支援の地域連携ネットワークづくり。
2022年こども基本法全ての子どもの権利と最善の利益を優先。
2022年困難女性支援法従来の売春防止法に基づく補導・更生ではなく、女性の尊厳と人権の尊重を基本理念とした支援へと転換。「女性自立支援施設」(旧:婦人保護施設)を設置することを義務。

試験で覚えておきたいポイント

社会福祉の歴史では、特に次の3つが重要です。

① 戦後に制度が整備された

戦後、日本では社会保障制度が整備されました。

② 国民皆保険・皆年金

1961年に国民皆保険・国民皆年金が実現しました。

これにより、日本の社会保障制度の基盤が整いました。

③ 2000年 日本の福祉史上最大の転換期

2000年は「社会福祉法への改正」「介護保険法の施行」「成年後見制度の開始」「児童虐待防止法の制定」など、日本の福祉史上最大の転換点です。

保育士試験でもよく出題されるポイントです。

ここ

介護保険法は高齢化社会への対応です。

社会福祉 歴史や法律の覚え方のコツ

社会福祉の歴史は、すべての年号を覚える必要はありません。

というか全て覚えていたら、大変すぎます(笑)

まずは次の流れを押さえましょう。

戦前

恤救規則

戦後

児童福祉法
生活保護法
社会福祉事業法

高齢化社会

介護保険制度

このようにストーリーで覚えると理解しやすくなります。

【注意】名前が変わった法律も出題される

過去問では「旧名称」で出ることがあります。

ここ

私が法律覚えるのが苦手な理由がコレ。昔の名前で問題に出てくるのです。

  • 社会福祉事業法 → 社会福祉法
  • 精神衛生法 → 精神保健福祉法

名前の違いで迷わないように注意!

【補足】児童の権利の流れもよく出る!

法律とは別ですが、こちらも頻出です。

  • 1924年:ジュネーブ宣言
  • 1959年:児童の権利に関する宣言
  • 1989年:児童の権利に関する条約

「宣言 → 宣言 → 条約」で覚える!

まとめ

社会福祉の歴史は、制度の流れを理解することが大切です。

試験対策としては、年号だけでなく制度の目的や内容も合わせて確認しておくと安心です。

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この記事を書いた人

ここのアバター ここ 元児童指導員・元教員

元児童指導員。
保育士資格・中高教員免許(教育大学)・小学校教員認定試験に合格。
英検準1級保持。
塾、公立中学校、放課後等デイサービスで勤務経験あり。
現在は1児の母として子育てをしながら、
複数の教育系試験を突破した経験をもとに、
保育士試験の「年表・覚え方・頻出ポイント」を中心に発信しています。

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