保育士試験の「社会的養護」で、多くの人がつまずくのが専門職の配置(必置義務)です。
「似た名前が多くて覚えられない」
「どの施設に誰がいるのか混乱する」
このように感じていませんか?
実際、この分野は過去問でも頻出でありながら、なんとなくで覚えてしまうと簡単に失点するポイントです。
この記事では、
- 社会的養護の専門職と配置施設を表で整理
- 試験で狙われるポイント
- 覚え方のコツ(超重要)
を、できるだけわかりやすく解説します。

10問中6問で合格なので、落とさないようにしましょう!

社会的養護の専門職一覧【必置義務まとめ表】
まずは結論から。
試験対策としては、表で一気に整理するのが最も効率的です。
| 専門職名 | 配置される主な施設 | 覚え方のポイント |
|---|---|---|
| 家庭支援専門相談員(FSW) | 乳児院・児童養護施設・児童心理治療施設・児童自立支援施設 | 母子生活支援施設にはいない |
| 里親支援専門相談員 | 乳児院・児童養護施設 | 里親委託を進める施設にいる |
| 心理療法担当職員 | 乳児院・児童養護施設・児童心理治療施設・児童自立支援施設 | 10人以上で配置 |
| 個別対応職員 | 乳児院・児童養護施設・児童自立支援施設 | 虐待児童10人以上で配置 |
| 母子支援員 | 母子生活支援施設のみ | この施設専用と覚える |
| 少年を指導する職員 | 児童自立支援施設 | 乳児院にはいない |
施設のまとめはこちら(子ども家庭福祉の記事になります)

正直ここが一番ややこしい(体験談)
私はこの「専門職の配置」が本当に苦手でした。
名前が似ているうえに、
「どこにいる・いない」を問われる問題が多くて、
- 覚えたつもりでもすぐ混乱する
- 選択肢を見ると全部正しそうに見える
という状態になっていました。
特に「家庭支援専門相談員」と「里親支援専門相談員」は、
名前が似ているせいか何度も間違えました。
でも、あるポイントに絞って覚えることで、解けるようになりました。
覚え方①「母子生活支援施設は例外」と覚える
試験で最も狙われるのがこのポイントです。
母子生活支援施設には家庭支援専門相談員はいない
これは頻出中の頻出です。
理由はシンプルで、
母子生活支援施設は「母と子が一緒に生活している施設」だからです。
家庭支援専門相談員の役割は
親と離れている子どもの「家庭復帰支援」
しかし母子生活支援施設では、すでに親子が一緒にいるため、
この役割が必要ありません。
その代わりに配置されているのが、 母子支援員。
このセットで覚えるのがポイントです。
覚え方②「10人ルール」をセットで覚える
次に重要なのが数字です。
以下の2つは必ずセットで出題されます。
- 心理療法担当職員 → 心理的ケアが必要な子どもが10人以上
- 個別対応職員 → 虐待を受けた子どもが10人以上
「心理と個別は10人」と覚える
これだけで選択肢をかなり絞ることができます。
覚え方③「役割」から逆算する
丸暗記ではなく、役割で考えると一気に整理できます。

わたしは丸暗記して遠回りしました。
家庭支援専門相談員
目的:家庭復帰
→ 子どもが単独で入所している施設にいる
(乳児院・児童養護施設など)
里親支援専門相談員
目的:里親委託の推進
→ 里親に送り出す役割がある施設にいる
(乳児院・児童養護施設)
このように「何のための職員か」で考えると、
無理に暗記しなくても判断できるようになります。
実践問題での見抜き方(重要)
試験ではこんな形で出ます。
- 「配置されていない施設はどれか」
- 「不適切な組み合わせを選べ」
ここで使えるのが
- 母子生活支援施設は例外
- 10人ルール
この2つだけでも、多くの問題は解けます。
補足:さらに差がつくポイント
余裕があれば押さえておきたいのがこちらです。
保育士の配置
- 児童養護施設などには配置される
- 児童自立支援施設は別職種が中心
自立支援計画
- 多くの入所施設で作成が義務
パーマネンシー・プランニング
- 子どもが安定して生活できる環境を整える考え方
- 里親や養子縁組と関連
まとめ|これだけは覚えよう
最後に、最低限覚えるべきポイントをまとめます。
- 母子生活支援施設には家庭支援専門相談員はいない
- 母子生活支援施設には母子支援員がいる
- 心理療法・個別対応は「10人以上」
- 役割から考えると整理しやすい
この分野はややこしいですが、
ポイントを押さえれば一気に得点源になります。
私自身も苦手でしたが、「表+ルール」で整理してから安定して解けるようになりました。
ぜひこの記事を保存して、試験直前の見直しにも活用してください。





