保育士試験「社会福祉」では、
知識そのものより“ひっかけ”で失点する人が多い科目です。
実際の過去問でも
- 言葉の定義をすり替える
- 実施主体を入れ替える
- 似た用語を混同させる
といった問題が繰り返し出題されています。
この記事では、
過去5年分の出題傾向をもとにした「ひっかけ問題」をまとめました。
① 専門職の「名称独占」と「業務独占」
問題
保育士は、児童の保育に関する業務独占資格である。
👉 正解:×
解説
保育士は「名称独占資格」であり、「業務独占資格」ではありません。
💡ひっかけポイント
👉「独占」という言葉で混乱させる
- 名称独占:名乗れる
- 業務独占:その人しかできない
👉ここを逆にした問題が頻出
② 生活保護「扶助内容」と原則
問題①
小学校の学校給食費は、生活保護の扶助の対象外である。
👉 正解:×
解説
学校給食費は教育扶助に含まれます。
💡ひっかけポイント
👉「細かい範囲」を狙ってくる
問題②
生活保護は、原則として個人を単位として定める。
👉 正解:×
解説
生活保護は世帯単位の原則です。
問題③
保護は、民法に定める扶養義務者の扶養に優先して行われる。
👉 正解:×
解説
正しくは 扶養義務者の扶養が優先
💡ひっかけポイント
👉「優先順位」を逆にする問題が多い
③ 日常生活自立支援事業の実施主体
問題
日常生活自立支援事業の実施主体は、市町村社会福祉協議会に限られる。
👉 正解:×
解説
実施主体は 都道府県・指定都市の社会福祉協議会
💡ひっかけポイント
👉 市町村=窓口が多い
👉 だから実施主体と勘違いしやすい
④ 相談援助の過程(用語の入れ替え)
問題①
エバリュエーション(事後評価)とは、事前評価のことをいう。
👉 正解:×
解説
👉 事前評価:アセスメント
👉 事後評価:エバリュエーション
問題②
モニタリング(経過観察)とは、支援の最終的な評価を行う段階である。
👉 正解:×
解説
👉 モニタリング:途中確認
👉 最終評価:エバリュエーション
💡ひっかけポイント
👉「順番」を入れ替えてくる

⑤ 第三者評価「義務 or 努力義務」
問題
保育所は、第三者評価の受審が義務づけられている。
👉 正解:×
解説
👉 保育所:努力義務
👉 児童養護施設など:義務
💡ひっかけポイント
👉「全部義務」と思わせる
⑥ パールマンの4つのP
問題
パールマンが提唱したソーシャル・ケースワークの4つの要素は、人、問題、計画(Plan)、過程である。
👉 正解:×
解説
👉 正しくはPlace(場所)
💡ひっかけポイント
👉 PlanとPlaceの混同
⑦ 人物と施設の組み合わせ
問題
知的障害児を対象とした滝乃川学園を創設したのは、石井十次である。
👉 正解:×
解説
👉 滝乃川学園:石井亮一
👉 石井十次:岡山孤児院
💡ひっかけポイント
👉 名前が似ている人物を入れ替える

まとめ
保育士試験の社会福祉では
✔ 定義のすり替え
✔ 実施主体の混同
✔ 用語の順番入れ替え
が頻出です。
「知っているのに間違える」を防ぐにはひっかけ対策が必須です。
保育士試験 社会福祉対策記事
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