保育士試験の「社会的養護」で、必ずといっていいほど出題されるのが
「家庭養護」と「家庭的養護」の違いです。
名前が似ているため、
どっちが里親?
どっちが施設?
と混乱しやすく、ひっかけ問題としても頻出です。
この記事では、
- 家庭養護と家庭的養護の違い
- 具体例
- 試験での覚え方
を、わかりやすく解説します。
結論|まずはここだけ覚える
最初に結論です。
- 家庭養護 → 実際の家庭で養育する
- 家庭的養護 → 施設で家庭に近い環境を作る
「家庭か施設か」で判断するのがポイントです。
家庭養護とは(かていようご)
家庭養護とは、実際の家庭環境の中で子どもを養育することを指します。
施設ではなく、養育者の家庭で生活するのが特徴です。
具体例
- 養育里親:社会的養護が必要な子どもを養育
- 専門里親:虐待など専門的ケアが必要な子どもを養育
- 養子縁組里親:養子縁組を前提とした養育
- 親族里親:祖父母など親族が養育
- ファミリーホーム(小規模住居型児童養育事業)

ポイント
- 特定の養育者がいる
- 生活の場が「本物の家庭」
- 地域社会の中で生活する
家庭そのもの=家庭養護
家庭的養護とは(かていてきようご)
家庭的養護とは、施設の中で家庭に近い環境を整えて養育することを指します。
あくまで施設養護の一種ですが、できるだけ家庭に近づける工夫がされています。
■具体例
- 地域小規模児童養護施設(グループホーム)
- 小規模グループケア(分園型など)
■ポイント
- 施設の中で行われる
- 少人数で生活する
- 職員(保育士など)が関わる
施設だけど家庭っぽい=家庭的養護
家庭養護と家庭的養護の違いを表で整理
| 比較項目 | 家庭養護 | 家庭的養護 |
|---|---|---|
| 養育の場所 | 実際の家庭 | 施設 |
| 養育者 | 里親など個人 | 施設職員 |
| 具体例 | 里親・ファミリーホーム | グループホームなど |
保育士試験 社会的養護で狙われるポイント
保育士試験では、このような形で出題されます。
- 「正しいものを選べ」
- 「誤っているものを選べ」
特に多いのがファミリーホームの分類です。
■ひっかけ例
問題:
ファミリーホームは家庭的養護に分類される。
❌ 誤り
正しくは家庭養護
なぜ混乱するのか
この2つがややこしい理由は、 どちらも「家庭に近い環境」を目指しているからです。
そのため、
- 名前が似ている
- 方向性も似ている
というダブルの要因で混乱しやすくなっています。
一発で覚えるコツ
迷ったときはこれだけ。
これでほぼ間違えません。
体験談|ここで何度も間違えた
正直、この部分はかなり苦手でした。
「どっちも家庭っぽいし同じじゃない?」と感じてしまい、
問題になると毎回迷っていました。
特にファミリーホームの問題は何度も間違えました。
ですが、
「場所で分ける(家庭か施設か)」
と決めてからは、一気に整理できて安定して解けるようになりました。
まとめ|ここだけ押さえればOK
最後に重要ポイントをまとめます。
- 家庭養護=実際の家庭で養育
- 家庭的養護=施設で家庭に近い環境
- 判断基準は「家庭か施設か」
- ファミリーホームは家庭養護
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