保育士試験は科目数が多く、
どの科目が難しいの?
どの順番で勉強すればいい?
と悩む方が多いですよね。
こういった疑問に答えるために、過去6年分の試験データをもとに、9科目すべてを分析しました。
この記事では、感覚ではなくデータ(組み合わせ問題率・暗記量・最新情報頻度など)をもとに
9科目の難易度と最短で合格するための勉強ルートを解説します。
実は、保育士試験は勉強する順番で合否が大きく変わる試験です。
- 効率よく合格したい
- 遠回りせずに勉強したい
- 何から始めるか迷っている
そんな方は、まずこの記事を読んでください。
結論:保育士試験は勉強する「順番」で合否が変わる
結論からいうと
簡単そうな科目から始めると失敗します。
なぜなら、
- 科目ごとに役割が違う
- つながっている科目がある
- 後回しにすると詰む科目がある
からです。

私は、社会福祉を後回しにして落ちましたw
【体験談】実際にやって失敗した勉強順
正直にいうと、私は最初、モチベーション維持のため、
「簡単そうな科目からやろう」と思っていました。
でも結果は
- 福祉系を後回しにして理解が追いつかない
- 直前に暗記科目を詰め込んで間に合わない
という状態に…。
この経験から感じたのは、「順番ミス=不合格に直結する」ということでした。

※実際にこの失敗をしている人はかなり多いです
保育士試験9科目|特徴&難易度まとめ(6年分分析)
本記事では、以下の基準で難易度を分析しています。
- 問題形式(組み合わせ問題・並べ替えなど)
- 暗記量の多さ
- 最新情報(統計・法改正)の頻度
- 事例問題の有無
ここでは、組み合わせ率・暗記量の多さ・最新情報の頻度が多いほど難易度が高いとし、事例問題率が高いほど難易度が低いとしました。
| 科目 | 組み合わせ率 | 暗記量 | 最新情報 | 事例問題率 | 難易度 |
|---|---|---|---|---|---|
| 保育の心理学 | 90〜95% | 5 | 4 | 20〜30% | 4 |
| 保育原理 | 75〜85% | 4 | 3 | 10〜20% | 3.5 |
| 子ども家庭福祉 | 約85% | 5 | 5 | 約10% | 4.5 |
| 社会福祉 | 約85% | 5 | 4 | 約15% | 5 |
| 教育原理 | 約56% | 5 | 4.5 | 0% | 4.5 |
| 社会的養護 | 約60% | 4 | 5 | 約20% | 4.5 |
| 子どもの保健 | 約61% | 4 | 4 | 約10% | 3.5 |
| 子どもの食と栄養 | 約80% | 5 | 5 | 約10% | 4 |
| 保育実習理論 | 80〜90% | 4 | 3.5 | 30〜40% | 4 |
※過去6年分(令和3年〜令和8年)の試験問題をもとに、各科目の出題形式・出題割合を集計した推計データです。
保育士試験の難易度ランキング
■ Sランク(最も難しい)
・社会福祉
・子ども家庭福祉
法律・制度・統計が複雑に絡み、暗記だけでは対応できません。
■ Aランク(かなり難しい)
・教育原理・社会的養護(ニコイチ)
10問中6問正解が必要で、1問のミスが致命的です。

教育原理・社会的養護は2つで1科目合格なので、人によっては難易度SとAが逆転することも。
■ Bランク(普通)
・保育原理
・保育の心理学
・子どもの食と栄養
暗記量が多く、正確性が求められます。
■ Cランク(比較的やさしい)
・子どもの保健
・保育実習理論
事例問題が多く、理解ベースで得点しやすい科目です。
科目ごとの特徴と「つまずきポイント」
■ 社会福祉
法律・制度・統計が混ざるため理解が必要。
「なんとなく暗記」で進むと一気に崩れます。


■ 子ども家庭福祉
法律の数が非常に多く、最新情報も必要。
後回しにすると覚えきれません。


■ 教育原理
人物・思想の暗記が中心。
問題数が少ないためミスが命取りです。
■ 社会的養護
制度・施設・倫理が混在。
子ども家庭福祉と同様、最新の制度や法律が頻出。
教育原理との「ニコイチ」でプレッシャー大。
令和8年度試験から、難易度が4→4.5へアップしました。


■ 保育原理
保育所保育指針の理解が必要。
全科目の土台になる重要科目です。


■ 子どもの食と栄養
数値・栄養素の暗記が中心。
正確さが求められます。
■ 子どもの保健
感染症や予防接種など医療知識。細かい数値ミスに注意。
■ 保育の心理学
令和8年前期から、社会福祉と子ども家庭福祉との科目が曖昧になっている。
発達理論・人物が中心。図で理解すると楽になります。

■ 保育実習理論
音楽・造形など実技系。他科目と対策が全く違います。
初心者が最短で合格するための勉強順(理由つき)
この難易度データをもとに、最短で合格するための勉強順を組み立てると以下の通りです。
理由は、科目の「つながり」と「暗記の鮮度」を考慮しているためです。

各科目別れてはいますが、つながりがあるので、一発合格が理想的です。
① 保育原理・保育の心理学(まず基礎を固める)
全ての科目のベースとなる「保育所保育指針」と「子どもの発達」を理解することで、他の科目の事例問題が解きやすくなります。
② 社会福祉・子ども家庭福祉・社会的養護(最難関に時間をかける)
理由:
社会福祉と子ども家庭福祉は範囲が広く、法律や制度の知識が重なっています。
また社会的養護とセットで勉強することで理解が深まり、効率よく覚えられます。
特に「社会福祉」は合格ラインギリギリになりやすいため、早めに着手し、反復学習が重要です。
③ 教育原理(社会的養護と併せてニコイチを攻略)
どちらか一方でも不合格になると、両方やり直しになるためです。
まとめて対策し、確実に得点できる状態にしておきましょう。
④ 子どもの保健・子どもの食と栄養(中盤で詰める)
生活に結びつく内容で理解しやすいですが、数値や基準の暗記が多い科目です。
中盤〜直前にかけて集中して覚えるのが効率的です。
⑤ 保育実習理論(最後に調整)
音楽や造形など独立した分野が多いため、他科目の合間に進めるのがおすすめです。
直前期の調整科目としても活用できます。

モチベーション下がったら、簡単な科目を勉強するのはアリですが、私みたいに簡単な科目ばかり勉強していると確実に詰みますw
学習のポイント(ここで差がつく)
・法律や統計は試験直前に最新情報を確認する
→ 古い過去問の数値がそのまま出ないことがあります。ただ新しすぎても出ない場合もあるので注意が必要。
・社会福祉は「60点を取りに行く意識」が重要
→ 満点ではなく、確実に合格ラインを狙う
まとめ|難易度より「順番」が重要
保育士試験は、
・科目数が多い
・範囲が広い
・難易度に差がある
試験です。
だからこそ
正しい順番で勉強することが最短合格のカギになります。
特に「社会福祉」「子ども家庭福祉」は後回しにするとほぼ確実に詰みます。
この2科目をどれだけ早く始めるかが、合否を分けると言っても過言ではありません。
まずは全体像を理解して、無駄のない学習を進めていきましょう。
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